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「Gmail」の画面が新デザインに! 「Meet」や「Chat」などへアイコンで切り替え可能

2022年第2四半期までの移行計画が発表に

「Gmail」の画面が新デザインに!

 米Googleは1月31日(現地時間、以下同)、「Google Workspace」利用者を対象として、「Gmail」の画面に「Google Meet」、「Google Chat」のアプリケーションを統合するアップデートを発表した。「Rapid Release」ドメインは2月8日から段階的にロールアウトされ、「Scheduled Release」ドメインは、2月22からのロールアウトとなるとしている。

新しい「Gmail」の画面
従来の「Gmail」の画面

 新しい「Gmail」の画面では従来、折り畳み・展開が可能なリストとして表示されていた「Google Meet」や「Google Chat」などが画面左端のアイコンとして表示され、通知がある場合はアイコンのバッジとして表示される。「Gmail」のサイドバーでトレイやラベルの表示領域が広く使えるため、メールの操作がしやすくなるだろう。

 また、「Gmail」の画面で3つのアプリケーションを利用できるようになり、それぞれの機能を利用するために新しいウィンドウを開いたり、タブを切り替えたりする必要がなくなるとしている。

アップデートスケジュール

2022年2月8日以降

 2月8日以降、利用者はオプトインしてアップデートの内容を試し、新機能に慣れることができる。アップデート内容に不満があれば、設定から従来のバージョンの「Gmail」に戻すことができるとしている。

 ロールアウト後はヘルプセンターも設置されるほか、「Goole Workspace Update Blog」でアップデート情報を共有するとしている。

2022年4月までに

 全てのGoole Workspace利用者を対象に、デフォルトでアップデート後の設定が表示されるようになる。オプトインしていないユーザーは、設定画面から従来のバージョンの「Gmail」に戻すことができる。

2022年第2四半期(6月)末までに

 アップデート後の設定が標準となり、従来のバージョンの「Gmail」戻すことができなくなる。「Google Chat」を「Gmail」の画面右側に表示する設定もなくなる(それが通常の設定になる)としている。

新機能の利用対象

 アップデートは、以下のアプリ利用者が対象となる。

Google Workspace Business Starter、Business Standard、Business Plus、Enterprise Essentials、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Fundamentals、Education Plus、Frontline、Nonprofits、G SuiteBasic、GSuiteBusiness

 アップデート後は機能がOFFになっているため、新しい画面を利用したい場合は設定から機能をONにしなければならない。また、管理者による操作は不要。