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「Windows Subsystem for Android」がMPEG2デコードに対応 ~2022年11月アップデート
カメラ対応、安定性、パフォーマンスなども改善
2022年11月18日 09:00
米Microsoftは11月17日(現地時間)、「Windows Subsystem for Android」の2022年11月アップデート(v2210.40000.7.0)を「Windows 11 Insider Preview」のDev/Betaチャネルでリリースした。
「Windows Subsystem for Android」(WSA)は、Windows 11でAndroidアプリ・ゲームを動作させる技術「Android Apps on Windows 11」の基盤。「Amazon アプリストア」からAndroidアプリをインストール・実行するときに必要なLinuxカーネルと「Android 12.1」、「Hyper-V」仮想マシン、ARM向けバイナリをIntel/AMDデバイスで動作させる「Intel Bridge Technology」(Intelと共同開発)などが含まれており、キーボード操作をゲームパッドへ変換するといった互換性(Shim)機能なども担う。
今回のアップデートの内容は、以下の通り。
- オーディオ録音品質の向上
- OAuthシナリオの機能強化
- MPEG2デコードのサポート
- デバイスにカメラが装備されていない場合のカメラエクスペリエンスを改善
- 入力信頼性の向上
- 「Chromium 106」へのアップデート
アップデートは「Microsoft Store」で配布されている一般のアプリと同様、「ストア」アプリから行える。