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「Windows Subsystem for Android」は「v1.0」の品質に ~2022年10月アップデート

「Amazon アプリストア」のAndroidアプリをWindowsアプリの上に動かせる

「Windows Subsystem for Android」

 米Microsoftで「Windows Subsystem for Android」(WSA)などの開発マネージャーを務めるCory Hendrixson氏によると、「WSA」は正式にv1.0へ到達したとのこと。

 「WSA」は10月20日(現地時間)、2022年10月アップデート(v2209.40000.26.0)が発表されているが、これでv1.0の水準に達したということのようだ。変更内容は以下の通りで、新機能はあまりなく、品質と安定性の向上がフォーカスされている。

  • 「Camera HAL」(カメラ抽象化レイヤー)の改良
  • クリップボードの安定性の向上
  • マルチスレッド(8コア以上)の性能改善
  • グラフィックストリーミングのセキュリティ向上
  • パッケージ起動の信頼性向上
  • 「ANGLE」と「GSK」のセキュリティアップデート
  • パッケージインストールソースにテレメトリの注釈を追加
  • 法的情報のウィンドウを修正
  • Linux カーネルに対するセキュリティの更新
  • プラットフォームの安定性の向上
  • 「Chromium WebView 105」への更新

 「WSA」は「Amazon アプリストア」でインストールしたAndroidアプリをWindows 11上で動作させるための基盤。「Amazon アプリストア」プレビュー版は現在、日本を含む世界31カ国で展開中利用できるアプリの数も50,000以上にまで拡充されている。