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Android 13を搭載した「Windows Subsystem for Android」が公開 ~2022年11月アップデート
起動速度、マウスクリックの入力、クリップボードの安定性なども改善
2022年12月20日 16:54
米Microsoftは12月8日(日本時間)、「Windows Subsystem for Android」の「バージョン 2211」(v2211.40000.7.0)を公開した。まずは「Windows Subsystem for Android Preview Program」の参加ユーザーに対し提供される。
「Windows Subsystem for Android」(WSA)は、Windows 11でAndroidアプリ・ゲームを動作させる技術「Android Apps on Windows 11」の基盤。「Amazon アプリストア」からAndroidアプリをインストール・実行するときに必要なLinuxカーネルと「Android 12.1」、「Hyper-V」仮想マシン、ARM向けバイナリをIntel/AMDデバイスで動作させる「Intel Bridge Technology」(Intelと共同開発)などが含まれており、キーボード操作をゲームパッドへ変換するといった互換性(Shim)機能なども担う。
今回のアップデートの内容は、以下の通り。
- 「Android 13」へのアップデート
- 自動化のために「WSA」をシャットダウンするコマンドを新たに追加
- 起動速度の改善(50%、P10の場合)
- マウスクリック入力の改善
- クリップボードの安定性の改善
- アプリケーションのリサイズ機能の改善
- 「Android 13」対応へ「Intel Bridge Technology」を更新
- Windowsでメディアファイルを開く際の信頼性の向上
- ショートカットをサポートするアプリケーションのジャンプリストエントリ
アップデートは「Microsoft Store」で配布されている一般のアプリと同様、「ストア」アプリから行える。
【2023年1月11日追記】 1月10日(現地時間)、アップデート内容が「Windows Insider Preview Program」のすべてのチャネルで展開開始された。この更新プログラム「2211.40000.11.0」についてはこちらから確認されたい。