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「Windows Subsystem for Android」が「Android 12.1」ベースに

日本展開はまだ

「Windows Subsystem for Android」

 米Microsoftは5月20日(現地時間)、「Windows Subsystem for Android」のアップデートを発表した。「Windows 11 Insider Preview」のDevチャネルよりが順次展開される(v2204.40000.15.0)。

 「Windows Subsystem for Android」は、Windows上でAndroidアプリを実行できるようにするシステム。現在、米国ユーザーを対象にプレビュー展開されている。日本への導入は未定だ。

 今回のアップデートの目玉は、OSが「Android 12.1」になったこと。ただし、これが原因で一部のアプリが起動しなくなる場合がある。同社はパートナーと協力して、早急に解決するとしている。

 その他の変更点は、以下の通り。

  • テレメトリー収集を既定で無効化
  • 高度なネットワーキングにより、ホストのWindows環境と同じネットワーク上のデバイスへ接続可能に
  • 設定アプリのデザインアップデート
  • Windowsとの統合の改善。Androidでマイクや位置情報を利用している場合、それがWindowsのタスクバーアイコンにも反映されるようになったほか、AndroidのトーストがWindowsの通知として表示される。Windowsがスタンバイから復帰したとき、Androidアプリが再起動ではなく中断から再開できるようになったのも大きな改善点
  • Androidアプリのカメラで多くの問題を解決