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待望の日本展開を前に「Windows Subsystem for Android」のゲームコントローラーの入力互換性が向上
米国ユーザーのみに配信。セキュリティアップデートも ~8月の更新版リリース
2022年8月4日 15:10
米Microsoftは8月2日(現地時間)、Windows 11向け「Windows Subsystem for Android」(以下、WSA)の最新版v2206.40000.15.0を「Windows 11 Insider Preview」のすべてのチャネルで公開した。WSAは現在、米国ユーザーのみに向けて順次配信が開始されている。
WSAは、Windows上でAndroidアプリを実行できるようにするシステム。Microsoft Storeで「Amazon App Store」をインストールすると同時に導入される。今のところ米国のみでプレビュー展開されているが、年内にも日本、フランス、ドイツ、イタリア、イギリスで配信を開始する予定だ。
今回の更新点は以下の通り。ジョイスティックやゲームパッドを使用したゲームアプリのエクスペリエンス・入力互換性が向上したほか、スクロールやネットワーク機能の改善などが含まれており、セキュリティアップデートも適用される。
- 「Windows Subsystem for Android」設定アプリで切り替え可能な互換性テクノロジ(shim)スイートにより、複数のアプリにおけるエクスペリエンスを向上
- ジョイスティックを使用したゲームアプリの互換性(WASDキーにマッピング)
- ゲームアプリにおけるゲームパッドの互換性
- 矢印キーを使用したゲームアプリにおける照準の互換性
- 矢印キーを使用したゲームアプリにおけるスライドの互換性
- スクロール機能を改善
- ネットワーク機能を改善
- Androidの最小ウィンドウサイズをデフォルトで220dpiに
- サポートされていないVPN接続が検出されたときのダイアログを改善
- 「Windows Subsystem for Android」設定アプリに診断データを表示・保存するための新しいトグルボタン
- セキュリティアップデート
- 全体的な信頼性の向上
- グラフィックスの改善
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