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Windows 11のAndroidアプリ対応、日本にも年内導入へ ~Microsoftが発表

米国以外にも5カ国で利用可能に

Microsoft、現在米国でプレビュー提供している「Amazon アプリストア」を年内にも日本導入すると発表

 米Microsoftは5月24日(現地時間)、現在米国でプレビュー提供している「Amazon アプリストア」(Amazon Appstore)を年内にも日本導入すると発表した。AndroidアプリをWindows 11で利用できるようになる。

 Microsoftは現在、AmazonやIntelの協力を得て「Android apps on Windows 11」と呼ばれる機能を米国でテスト中だ。これは「Amazon アプリストア」で提供されているAndroidアプリを「Microsoft Store」からダウンロードし、Windows 11環境にインストールして実行できるようにするもの。

 実行されたAndroidアプリは独立したウィンドウを持ち、一般的なWindowsアプリと同様にふるまう。[スタート]メニューやタスクバーから起動するのはもちろん、Windows 11の新しい「スナップ レイアウト」機能でウィンドウを並べたり、クリップボードを共有することもできる。最近のアップデートでは、H.264のハードウェア支援デコードをサポートしたり、OSを「Android 12.1」ベースへアップグレードするなどの改善も進められている。

 今回の発表では、この「Android apps on Windows 11」が日本、フランス、ドイツ、イタリア、イギリスへ拡大されることが明らかにされた。また、以下の施策もアナウンスされている。

  • 「Microsoft Store」のWin32アプリケーション登録をすべての開発者に開放
  • 新しい広告システム「Microsoft Store Ads」