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「Windows Subsystem for Android」がH.264のハードウェア支援デコードに対応
米国ユーザーを対象にプレビュー展開中
2022年3月14日 15:42
米Microsoftは3月9日(現地時間)、「Windows Subsystem for Android」のアップデートを全チャネルの「Windows 11 Insider Preview」ビルドへリリースしたと発表した。日本ではまだ利用できないが、いくつかの改善が施されている。
本アップデートの目玉は、「Windows Subsystem for Android」がハードウェアアクセラレーションによるH.264デコードに対応したことだ。ビデオストリーミングアプリなど、とくに高解像度ビデオ再生を多用するアプリで恩恵を得られる。
次に、プラットフォームにおけるネットワークの変更が行われた。一部のアプリで異常が発生する可能性があるが、将来的な機能強化を見据えた施策であるという。
そのほかにも、Windowsの「メール」アプリとの連携を強化。「Amazon アプリストア」や「Kindle」といったアプリでスクロールや入力の改善が行われた。ゲームアプリなどでMSAA(マルチサンプルアンチエイリアス)を強制され、4X MSAAを無効化できない問題なども改善されているとのこと。
「Windows Subsystem for Android」は、Windows上でAndroidアプリを実行できるようにするシステム。現在、米国ユーザーを対象にプレビュー展開されている。