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「ストア」アプリがARM64ネイティブ対応へ ~Devチャネルでテスト開始
パフォーマンスアップ、細部の見直しでより使いやすく
2022年6月6日 06:45
米Microsoftは6月2日(現地時間)、「ストア」アプリ(Microsoft Store)のアップデート(v22205.1401.3.0)を「Windows Insider Preview Program」のDevチャネルでリリースしたと発表した。ナビゲーションが高速化され、より快適にブラウジングできるようになるなど、さまざまな改善が施されている。
ARM64のネイティブサポート
「Surface Pro X」などのARM64デバイスではこれまでARM32ビルドの「ストア」アプリが実行されていたが、最新版ではこれがARM64ネイティブとなる。アプリのパフォーマンスアップとリソース消費量の削減が期待できる。
アプリの更新
更新ボタンを押した際の挙動が改められ、アプリが開いている間は当該アプリのアップデートがスキップされるようになった。アップデート処理によりアプリが意図せず終了し、作業中のデータが失われるのを避けることができる。
なお、アップデートがスキップされたアプリはあとで手動更新が可能。
Androidアプリにおけるポップアップストアエクスペリエンスの改善
最近の「Microsoft Store」では、ポップアップストアエクスペリエンスという手軽なインストールプロセスがサポートされている。Webページに配置されたインストールボタンをクリックするとミニウィンドウが現れ、わざわざ「ストア」アプリを開かなくてもインストール処理を継続できる仕組みだ。
この仕組みが無料のAndroidアプリでも利用できるようになり、インストールが簡単になる。ただし、ポップアップストアエクスペリエンスが利用できるかはデバイスの互換性と年齢レーティングによる。