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Microsoft、「Windows 11 Insider Preview」Build 25131をDevチャネルにリリース

不具合の修正が中心。設定の検索でちょっとした改善も

「Windows 11 Insider Preview」Build 25131(rs_prerelease)がDevチャネルでリリース

 米Microsoftは6月2日(現地時間)、Windows 11の最新プレビュー版「Windows 11 Insider Preview」Build 25131(rs_prerelease)をリリースした。「Windows Insider Preview Program」のDevチャネルに参加しているユーザーは、「Windows Update」からアップグレードが可能。

 本ビルドにおける変更は、不具合の修正が中心。特定のAMDプロセッサーを搭載した一部の環境で先週のフライトへアップグレードするとバグチェック(BSoD)が発生し、以前のバージョンへロールバックしてしまう問題が対処されたほか、セカンダリアカウントのある環境の一部が最新ビルドにアップグレードできない問題が解決された。また細かい改善として、OSの検索機能で「default」と入力すると最初に「設定」アプリの「既定のプログラム」(Default apps)がヒットするようになった。

OSの検索機能で「default」と入力すると最初に「設定」アプリの「既定のプログラム」(Default apps)がヒットするように

 その他にも軽微な問題が数多く修正されたが、その一部は製品版のWindows 11にも反映される。

 なお、Dev版「Windows 11」ではいくつか既知の問題が確認されているの注意。

  • 【新規】「Surface Pro X」デバイスで休止状態から再開すると黒い画面が表示され、電源の再投入が必要になる。問題が解決されるまでは、アップグレードを一時的に見合わせた方がよい
  • 【新規】[スタート]画面からシャットダウンしようとすると、一部の環境でOSが予期せず再起動する。この問題は現在問題を調査中
  • ゲームのチート防止システム「Easy Anti-Cheat」を使用している一部のゲームがクラッシュしたり、PCのバグチェックが発生する

 なお、本ビルドでは再びソフトウェア開発キット(SDK)が利用可能。また、「Microsoft Store」の更新プログラム(v22205.1401.3.0)の配布が開始されているとのこと。