ニュース

Microsoft、「Android 12L」を「Surface Duo」「Surface Duo 2」に提供

ペンとも連携。Windowsとのデザインの一貫性を向上させ、親しみやすく

Microsoft、「Surface Duo」デバイスのアップデートを発表

 米Microsoftは10月24日(現地時間)、「Surface Duo」デバイスのアップデートを発表した。OSが「Android 12L」にアップグレードされ、デザインのリフレッシュによりWindows 11との親和性が向上し、より親しみやすくなっているという。

 「Android 12L」は大画面のタブレット、Chromebook、折りたたみ式デバイスをターゲットに「Android 12」を拡張したもの。大きな画面を活用するためにさまざまなUIコンポーネントのデザインが調整されているだけでなく、分割画面モードや新しいタスクバーでマルチタスク機能が強化されている。

 また、パーソナライズ関連の機能も強化されており、たとえば設定した壁紙に合わせたカラーパレットがシステム全体に適用されるダイナミックテーマエンジンで、自分の好みとシステムデザインの一貫性を両立できる。今回のOSアップデートでは、Windowsの新しいデスクトップの背景に合わせた4種類の壁紙が「Surface Duo」に追加されており、WindowsとAndroidの間にも一貫性を持たせることが可能だ。アイコン、色、UI コントロールなども統一されている。

 さらに、「Surface Slim Pen 2」を手に取ればWindowsでもおなじみのペンメニューが現れ、お気に入りのインクアプリケーションへアクセスすることが可能。「Surface Slim Pen 2」は「Surface」PCと「Surface Duo 2」で利用でき、初めてスクリーンに触れたときに自動的にペアリングされる。

「Surface Slim Pen 2」とも連携

 そのほかにも、タッチ操作の応答性、アップデートされたウィジェット、アクセシビリティの強化といった改善の恩恵を受けることができる。