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呪文で画像を錬成するAI「DALL·E 2」のAPIがパブリックベータに
「Microsoft Designer」「Image Creator from Microsoft Bing」などで活用
2022年11月7日 12:55
OpenAIは11月3日、画像生成AI「DALL·E」のAPIをパブリックベータ版として提供開始した。開発者は自分のアプリに「DALL·E」を組み込むことができる。
「DALL·E」は、「文章による指示」（プロンプト）を元にリアルな画像やアートを生成する人工知能システム。元の画像をもとに、さまざまなバリエーションを作成することもできる。現在、約150万人以上ものユーザーを抱えており、生成された画像の数は1日400万枚以上にも上るという。これらは「DALL·E」の精度向上に日々役立てられている。
「DALL·E」のAPIを利用したプロダクトとしては、すでにMicrosoftの「Microsoft Designer」や「Image Creator from Microsoft Bing」がアナウンスされている。ファッションの企画から販売・注文処理までのデザインプロセス全体をデジタル化するプラットフォーム「CALA」や、手持ちの写真から印象的なウォールアートを作り出せる「Mixtiles」にも役立てられているという。