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フリーの高機能ゲーム制作ツール「WOLF RPGエディター」が11年ぶりのメジャーアップデート
有償のプロ版を追加。開発機能とパフォーマンスも大きく改善される
2022年11月28日 06:45
ゲーム制作ツール「WOLF RPGエディター」(通称:ウディタ)の最新版v3が、11月22日に公開された。2011年以来、11年ぶりのメジャーバージョンアップとなる。
「WOLF RPGエディター」は、高機能な無料のゲーム制作ツール。基本的にはRPGの開発を得意としているが、ユーザーの手でゲームシステムを拡張することも可能で、RPGに限らず、さまざまなジャンルのゲーム制作に用いられている。
「ウディタ」v3では、プロ向けバージョンが追加(価格は税込み5,000円)。1px単位でのゲーム画面サイズの変更、タイトルバーやローディング画面のカスタマイズ、データプロテクト、内部スクリーンショット、新しいエディターテーマといった機能が利用できる。
ただし、公平性と安全を期するため、開発コンテスト「ウディコン」では利用できないので注意したい。
一般開発者向けの機能としては、キャラチップのレイヤーや画面のマスク、ピクセル単位での移動などを新たにサポート。キャラクターの装いやイベントの演出など、表現の幅が大きく広がった。マップの編集機能も強化されており、2,000×1,000などの巨大なマップにも対応。パフォーマンスも大きく向上している。
そのほかにも、内部の文字コードがUnicode化された。これまで表示できなかった文字が利用できるようになったほか、多言語化するにあたってのトラブルも減っているので、英語版や中国語版なども開発してグローバル展開しているゲームデベロッパーにとってはうれしい改善点といえる。
なお、対応OSがWindows 7以降に改められているので注意。
【公開!】
— SmokingWOLF@ウディタ3開発中!(シルフェイド/ウディタ開発者) (@WO_LF)November 22, 2022
大規模アップデートされた『ウディタVer3』、ついに公開です!
→◆ウディタ公式https://t.co/8V4C3X6cvP
プロ版も同時発売!
でもお高いのであなたに必要な機能があるかよく見てご判断を!
また、プロ版のGamePro.exeはウディコンでは(審査終了まで)使用できませんのでご了承ください。pic.twitter.com/gGUFlGplii
ソフトウェア情報
- 「WOLF RPGエディター」
- 【著作権者】
- SmokingWOLF 氏
- 【対応OS】
- Windows 7/8/10/11
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.062(22/11/24)