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アンチ広告ブロッカーとの互換性問題を解決した「Firefox 107.0.1」がリリース

「Windows 11 バージョン 22H2」のSuggested Actionsでハングアップする問題も解決

「Firefox」v107.0.1

 Mozillaは11月29日(米国時間)、デスクトップ向け「Firefox」の最新版v107.0.1をリリースチャネルで公開した。不具合の修正が中心のメンテナンスアップデートとなっている。

  • アンチ広告ブロッカーにより、プライベートブラウジングモードと「強化型トラッキング防止」(ETP)の「厳格」モードで一部のサイトへアクセスできない問題を修正
  • 一部のユーザーがカラーマネジメントを利用できない問題を修正
  • 一部のロケールにおいて、設定メニューのテキストが重なる問題を修正
  • 「Windows 11 バージョン 22H2」で導入された「Suggested Actions」機能(日本未提供)との非互換性を修正。電話番号のリンクをコピーする際にハングアップする
  • アラートダイアログが表示されているときに開発者ツールのUIにアクセスできない問題を修正

 なお、今回のリリースでセキュリティ関連の修正はアナウンスされていない。

 デスクトップ版「Firefox」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 7/8/10/11に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。