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無料メディアサーバー「Universal Media Server」のコンテンツ情報がローカライズに対応
「The Movie Database」(TMDB)の統合で
2023年1月12日 06:45
フリーのメディアサーバー「Universal Media Server」が1月2日、v13.1.0へとアップデートされた。本バージョンの目玉は、メタデータAPIがユーザーの言語設定に基づいたコンテンツを提供するようになったことだ。つまり、日本語で「Universal Media Server」を利用していれば、映画などのコンテンツ情報が日本語で提供される。
この機能はかねてより要望されていたものの、実装が困難とされていたが、「The Movie Database」(TMDB)を統合したことによりようやく実現された。
そのほかにもv13で導入された2D/3D変換機能の改良、HDRビデオのサポート、LG製TVと「VLC」のサポート、トランスコード速度の向上といった改善が加えられている。
「Universal Media Server」(UMS)は、オープンソース・クロスプラットフォーム対応のメディアサーバー。対応OSはWindows/Mac/Linuxで、ライセンスは「GPL-2.0」。PCに保存されている動画や音楽を、DLNAに対応したテレビやスマートフォンアプリ(「VLC」など)、ゲーム機などにストリーミング配信できる。
また、Webサーバーを内蔵しており、Webブラウザーでメディアを一覧・再生することも可能。ほとんど設定を変更せず、初期状態のままでほぼすべてのメディアフォーマットをトランスコード(形式変換)・ストリーミングできるため、入門者にも使いやすい。
ソフトウェア情報
- 「Universal Media Server」
- 【著作権者】
- Universal Media Server
- 【対応OS】
- Windows/Mac/Linux
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 13.1.0(23/01/02)