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「OpenTween」が4年半ぶりのメジャーバージョンアップ、「.NET Framework 4.8」ベースに

Windows 10より前のバージョンはサポート打ち切り

Twitterクライアント「OpenTween」v3.0.0

 Twitterクライアント「OpenTween」v2.8.0/v3.0.0が、1月11日に公開された。v3.0.0は2018年6月以来、約4年半ぶりのメジャーアップデートとなる。

 「OpenTween」は、Twitterクライアント「Tween」が2011年にクローズドソースになった際、フォーク(派生)する形で誕生したオープンソース版。「Twitter」のOAuthトークンが凍結され、利用不能になるなどの困難もあったが、10年以上にもわたりメンテナンスが続けられている。

 v3.0.0では、ターゲットフレームワークが「.NET Framework 4.8」に変更された。ランタイムは「Windows 10 バージョン 21H1」以降であればOSに含まれているため、別途インストールする必要はない。

 なお、本バージョン以降、Windows 8.1およびそれ以前のバージョンのOSへの対応は行われないとのこと。古いOSを利用している場合は、v2.8.0を利用する必要がある。

 v2.8.0ではサムネイル画像のコンテキストメニューに[画像をコピー]コマンドが追加されたほか、発言詳細欄で「Segoe UI Emoji」によるカラー絵文字の描画がサポートされた。また、「Twemoji」の画像が「MaxCDN」から取得できなくなったため、「Cloudflare」から取得するようになっているとのこと。

 「OpenTween」は現在、「OSDN」のプロジェクトページからダウンロード可能。編集部にてWindows 11で動作を確認している。

ソフトウェア情報

「OpenTween」
【著作権者】
OpenTween contributors
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 11で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.0.0(23/01/11)