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「SoftEther VPN」がWindows 11に対応 ~最新版v4.41 Build 9787 RTMが公開

「SoftEther VPN」v4.41 Build 9787 RTM

 SoftEther VPN プロジェクトは3月14日、オープンソースで開発されているVPNソフト「SoftEther VPN」の最新版となるv4.41 Build 9787 RTMを公開した。同日に企業向けの商用製品「PacketiX VPN」も同バージョンへ更新されている。

 本バージョンでは、Windows11に正式対応した。Windows 11関連の変更点では、Windows11上でSoftEther VPNを使用している際に、NetAdapterCx規格に対応した新しいドライバがうまく列挙されない問題が解消されたほか、タスクバーに関する不具合も解消されている。

 セキュリティや暗号化関連の変更として、「OpenSSL」がv3.0.7に更新された。また、X.509 証明書作成時のサーバー証明書のキー使用方法を限定するよう、設定が変更されている。

 「SoftEther VPN」は、インターネットを介した2つの拠点間で仮想的にプライベートネットワークを構成する「Virtual Private Network」(VPN)を構築できるソフト。Windows/Mac/Linuxなどに対応しており、現在本ソフトの公式サイトから無償でダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「SoftEther VPN」
【著作権者】
筑波大学 SoftEther VPN プロジェクト
【対応OS】
Windows/Mac/Linuxなど
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
4.41 Build 9787 RTM(23/03/14)