ニュース

公開されたばかりの「Firefox 115」にクラッシュの不具合、修正版がリリース

セキュリティソフトとの相性問題

「Firefox」v115.0.1

 Mozillaは7月7日(米国時間)、デスクトップ向け「Firefox」の最新版v115.0.1をリリースチャネルで公開した。本バージョンでは、一部環境で起動時に「Firefox」がクラッシュする問題が修正されている。

 この問題は、「KINGSOFT Internet Security」などのセキュリティ製品含まれているモジュール「kisfdpro64.dll」に起因するとのこと。開発元のキングソフトへ連絡を取ったものの、返答がなかったようで、ブロックリストへ「kisfdpro64.dll」を追加することで問題へ対処しているという。手元の環境でブロックされているサードパーティモジュールは、「about:third-party」画面で確認できる。

 なお、セキュリティ関連の修正はアナウンスされていない。

 デスクトップ版「Firefox」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 7/8/10/11に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。