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「Thunderbird 115.2.1」が公開 ~ツリービューのすべての列の間にセパレーターを表示

細かい不具合を修正

「Thunderbird」v115.2.1

 オープンソースのメールソフト「Thunderbird」v115.2.1が、9月11日(米国時間)に公開された。ツリービューのすべての列の間にセパレーターが表示されるようになったほか、以下の不具合が修正されている。

  • 「Flatpak」版でクラッシュレポーターが機能しない
  • メッセージペインが無効になっているのに、新着メールの通知をクリックするとメッセージペインでメッセージが開かれる
  • IMAPメッセージを別のフォルダーへ移すと、メッセージリストの選択がおかしくなる
  • タブで開かれたIMAPメッセージへタグを追加できない
  • 統合フォルダモードで迷惑メール/スパムフォルダーが表示されないことがある
  • フォルダーまたはメッセージをマウスの中ボタンでクリックしても、以前のバージョンのようにバックグラウンドのタブで開けない
  • 設定タブの視覚的な改善。高度なフォントダイアログ、セクションヘッダーが検索ボックスの後ろに隠れていた
  • さまざまなビジュアルおよびスタイルの修正

 なお、セキュリティ関連の修正はアナウンスされていない。

 「Thunderbird 115」はWindows/Mac/Linuxに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在、公式サイト「thunderbird.net」からダウンロード可能。Windows版はWindows 7以降をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。「Thunderbird 102」から「Thunderbird 115.2.0」への自動更新も実施中だ。