ニュース
「Thunderbird 115.2.1」が公開 ~ツリービューのすべての列の間にセパレーターを表示
細かい不具合を修正
2023年9月13日 06:45
オープンソースのメールソフト「Thunderbird」v115.2.1が、9月11日(米国時間)に公開された。ツリービューのすべての列の間にセパレーターが表示されるようになったほか、以下の不具合が修正されている。
- 「Flatpak」版でクラッシュレポーターが機能しない
- メッセージペインが無効になっているのに、新着メールの通知をクリックするとメッセージペインでメッセージが開かれる
- IMAPメッセージを別のフォルダーへ移すと、メッセージリストの選択がおかしくなる
- タブで開かれたIMAPメッセージへタグを追加できない
- 統合フォルダモードで迷惑メール/スパムフォルダーが表示されないことがある
- フォルダーまたはメッセージをマウスの中ボタンでクリックしても、以前のバージョンのようにバックグラウンドのタブで開けない
- 設定タブの視覚的な改善。高度なフォントダイアログ、セクションヘッダーが検索ボックスの後ろに隠れていた
- さまざまなビジュアルおよびスタイルの修正
なお、セキュリティ関連の修正はアナウンスされていない。
「Thunderbird 115」はWindows/Mac/Linuxに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在、公式サイト「thunderbird.net」からダウンロード可能。Windows版はWindows 7以降をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。「Thunderbird 102」から「Thunderbird 115.2.0」への自動更新も実施中だ。