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「Chromium」のゼロデイ脆弱性、「Microsoft Edge」も1日遅れで対処

アップデートの確認を

「Microsoft Edge」v119.0.2151.97が公開

 米Microsoftは11月29日(現地時間)、デスクトップ版「Microsoft Edge」v119.0.2151.97を安定(Stable)チャネルでリリースした。拡張安定チャネルもv118.0.2088.122へとアップデートされている。

 今回のアップデートは、毎週実施されているセキュリティアップデート。「Google Chrome」(Chromium)で行われた6件の脆弱性修正が反映されている。深刻度はすべて4段階中上から2番目の「High」と評価されている。

 このうち、グラフィックスライブラリ「Skia」における整数オーバーフローの脆弱性(CVE-2023-6345)は、すでに悪用が確認されているとのこと。一刻も早いアップデートが望ましい。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。

「edge://settings/help」へのアクセスで手動更新が可能