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Windows 11のパッチに問題、一部Wi-Fiアダプターがネットワークに接続できなくなる事例

「KIR」(Known Issue Rollback)で解決済み

同社のサポートページ

 米Microsoftは12月19日(現地時間)、2023年11月非セキュリティプレビュー更新プログラム「KB5032288」以降を適用したWindows 11環境で、一部のWi-Fiアダプターがネットワークに接続できなくなる事例が報告されていることを明らかにした。

 同社によると、この問題は802.1x認証を使用して企業、教育機関、または公共のWi-Fiネットワークに接続しようとしている場合に発生する可能性が高くなるとのこと。ホームネットワークではあまり発生しないようだ。影響するプラットフォームは以下の通りで、サーバーOSでは発生しない。

  • Windows 11 バージョン 23H2
  • Windows 11 バージョン 22H2

 この問題は「KIR」(Known Issue Rollback)と呼ばれるロールバックシステムですでに解決済み。組織で集中管理されていない一般的な環境であれば、解決策が24時間以内に自動で適用される。Windowsデバイスを再起動すると、解決策がより早く適用されることがあるので、急いでいる場合は試してみるとよいだろう。

 組織で集中管理されているデバイスの場合は、特別なグループポリシーをインストール・設定するすることで解決できる。