ニュース

「Chromium」のWebRTCゼロデイ脆弱性、「Microsoft Edge」も1日遅れで対処

v120.0.2210.91にアップデートされているかどうか確認を

「Microsoft Edge」v120.0.2210.91が公開

 米Microsoftは12月21日(現地時間)、デスクトップ版「Microsoft Edge」v120.0.2210.91を安定(Stable)チャネルでリリースした。

 今回のアップデートでは、「Chromium」で発見されたゼロデイ脆弱性が1件修正されている。内容はWebRTCにおけるヒープバッファーオーバーフロー(CVE-2023-7024)で、深刻度の評価は4段階中上から2番目の「High」。

 本脆弱性はすでに悪用が確認されているとのことで、一刻も早いアップデートが望ましい。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。

「edge://settings/help」へのアクセスで手動更新が可能