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「Chromium」に2件の脆弱性 ~「Google Chrome」「Microsoft Edge」にセキュリティ更新
グラフィックエンジン「Skia」のヒープバッファーオーバーフローなど
2024年2月9日 11:00
米Microsoftは2月8日(現地時間)、デスクトップ版「Microsoft Edge」v121.0.2277.112を安定(Stable)チャネルでリリースした。拡張安定(Extended Stable)チャネルもv121.0.2277.112へとアップデートされている。
本リリースでは、「Chromium」で発見された2件の脆弱性が修正されている。深刻度の評価は、いずれも4段階中上から2番目の「High」。
- CVE-2024-1284:「Mojo」における解放後メモリ利用(Use after free)
- CVE-2024-1283:グラフィックエンジン「Skia」におけるヒープバッファーオーバーフロー
デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。
なお、これらの問題は、米国時間2月6日に「Google Chrome」でも解決済み。以下のバージョンへ自動アップデートされていることを確認しておきたい。
- Windows版:v121.0.6167.160/161
- Linux/Mac版:v121.0.6167.160