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「Chromium」に2件の脆弱性 ~「Google Chrome」「Microsoft Edge」にセキュリティ更新

グラフィックエンジン「Skia」のヒープバッファーオーバーフローなど

「Microsoft Edge」v121.0.2277.112が公開

 米Microsoftは2月8日(現地時間)、デスクトップ版「Microsoft Edge」v121.0.2277.112を安定(Stable)チャネルでリリースした。拡張安定(Extended Stable)チャネルもv121.0.2277.112へとアップデートされている。

 本リリースでは、「Chromium」で発見された2件の脆弱性が修正されている。深刻度の評価は、いずれも4段階中上から2番目の「High」。

  • CVE-2024-1284:「Mojo」における解放後メモリ利用(Use after free)
  • CVE-2024-1283:グラフィックエンジン「Skia」におけるヒープバッファーオーバーフロー

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。

「Google Chrome」v121.0.6167.160/161

 なお、これらの問題は、米国時間2月6日に「Google Chrome」でも解決済み。以下のバージョンへ自動アップデートされていることを確認しておきたい。

  • Windows版:v121.0.6167.160/161
  • Linux/Mac版:v121.0.6167.160