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「Google Meet」に同じ空間での会議参加時にありがちなハウリングなど防ぐ機能が追加

同じ会議室に複数のPCがあることを検知してマイクとスピーカーを同期

複数の参加者が同じ室内で会議に参加する場合のハウリングなどを防ぐ

 米Googleは5月22日(現地時間、以下同)、オンラインビデオ会議サービス「Google Meet」にアダプティブオーディオ(適応型オーディオ)機能を追加したことを発表した。

 適応型オーディオ機能を使えば同じ室内にいる会議の参加者同士の音声のハウリングやエコーなどを防げる。室内に複数のPCがあることを自動的に検出し、マイクとスピーカーを同期する。これにより、音声機器が備え付けられていない部屋で会議を行う場合でも、音声の不具合を気にすることがなくなるという。

室内に複数のPCがあることを自動的に検出し、マイクとスピーカーを同期

 この機能はデフォルトでONになっている。OFFにしたい場合は、[設定]-[音声]-[アダプティブ オーディオ]でOFFにすればよい。

参加者はユーザー パネルにグループ化される

 なお、この機能が利用可能なのは、Gemini Enterprise、Gemini Business、Gemini Education、Gemini Education PremiumエディションのユーザーとAI Meetings and Messagingアドオンのユーザー。

 即時リリースドメインは5月22日から段階的に展開し、適用まで最大15日かかる見込み。また計画的リリースドメインは6月5日から完全展開し、適用まで1〜3日かかる見込み。