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AIテーマ生成、Copilotの要約通知を追加した「Microsoft Edge 126」がリリース

「SSE3」命令未対応CPUはサポート終了

「Microsoft Edge」v126.0.2592.56

 米Microsoftは6月13日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v126.0.2592.56を安定(Stable)チャネルでリリースした。「Edge 126」には、以下の機能アップデートが含まれている。

  • AIテーマジェネレーター。テキストプロンプトをもとに一連の画像を生成し、ブラウザーテーマとして利用できる
  • 「Microsoft Edge」管理サービスにセキュリティ状況の改善に役立つ設定を管理する専用の画面
  • 「Copilot」の要約通知。リーディングモード(イマーシブリーダー)へ切り替えると、AIが記事の要約を生成するかどうかをオムニボックス通知でたずねる仕組みを導入

 AIテーマジェネレーターや「Copilot」の要約通知は、「制御された機能ロールアウト」(CFR)と呼ばれる手法で段階的に提供範囲が拡大される。アップデートしてもすぐには利用できない可能性があるので注意したい。

 加えて、本バージョンからは「SSE3」命令に対応していないCPUの対応が打ち切られる。ほとんどのユーザーには関係のないことだが、古いデバイスを利用している場合は注意が必要だ。

 セキュリティ関係の修正は、22件。内容は「Google Chrome 126」とほぼ同じだが、「Edge」固有の脆弱性修正が3件含まれている(括弧内は最大深刻度)。

  • CVE-2024-30057:Microsoft Edge for iOS のなりすましの脆弱性(注意)
  • CVE-2024-30058:Microsoft Edge (Chromium ベース) のなりすましの脆弱性(注意)
  • CVE-2024-38083:Microsoft Edge (Chromium ベース) のなりすましの脆弱性(警告)

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。また、従来よりもわかりやすくしたアップデートインジケーターも展開中だ。