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Microsoft、「Windows App」を今秋にも一般提供へ ~PC/Web/モバイルをカバー
「Azure Virtual Desktop」アプリや「Windows 365」アプリを統合・置き換え
2024年8月6日 10:29
米Microsoftは8月1日(現地時間)、「Windows App」を今秋より一般提供すると発表した。現在はWindows、Web、iOS、macOSでプレビュー中。Android向けアプリのパブリックプレビューも計画されている。
「Windows App」は、以下のサービスへ安全に接続するためのゲートウェイアプリ。
- Azure Virtual Desktop
- Windows 365
- Microsoft Dev Box
- Remote Desktop Services
- Remote PC
既存の「Azure Virtual Desktop」アプリや「Windows 365」アプリを統合した後継アプリとして位置づけられており、接続先に応じてアプリを切り替える必要がなくなる。「Windows 365」アプリを利用している場合は、プレビュー機能のトグルスイッチをONにすることで簡単に「Windows App」へ移行できる。
「Windows App」では簡易的なアカウント切り替え、カスタマイズ可能なホーム画面、マルチモニター対応、USBリダイレクトのサポート、多要素認証をはじめとする高度なセキュリティなどが利用可能で、どのプラットフォームでも一貫したエクスペリエンスが得られるのが利点。入手も容易で、各アプリストアから簡単にインストールできる。
- Windows(Microsoft Store):既存の「Azure Virtual Desktop」アプリや「Windows 365」アプリをリプレース。Windows 10/11対応
- Web:新しいURLが提供される予定
- iOS/iPadOS(App Store):既存の「Remote Desktop Mobile」アプリをリプレース。iOS/iPadOS 16.0およびそれ以降に対応
- macOS(Mac App Store):既存の「Microsoft Remote Desktop」アプリをリプレース。macOS 12.0およびそれ以降に対応
- Android:未リリース。「Google Play」ストアで今秋にもパブリックプレビューされる予定