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Mac/iPhone/iPadのリモートPCアプリは「Windows App」に、Microsoftが無償公開
「Microsoft リモート デスクトップ」(Microsoft Remote Desktop)の後継
2024年9月20日 08:05
米Microsoftは9月19日(現地時間)、リモートデスクトップ接続アプリ「Windows App」をmacOS向けに、「Windows App Mobile」をiOS、iPadOS、visionOS向けに一般公開した。これまで「Microsoft リモート デスクトップ」(Microsoft Remote Desktop)と呼ばれていたアプリの後継だ。内部バージョンは「11.0.0」。
「Windows App」は、以下のサービスへ安全に接続するためのゲートウェイアプリ。プライベートネットワーク・クラウドを問わず、このアプリがあればどのリモートWindowsデバイスでも手元のPCで操作できるようになる。
- Azure Virtual Desktop
- Windows 365
- Microsoft Dev Box
- Remote Desktop Services
- Remote PC
また、PC/Web/モバイルでユーザーインターフェイスが統一されており、どのプラットフォームでも一貫したエクスペリエンスが得られるのも利点。簡易的なアカウント切り替え、カスタマイズ可能なホーム画面、マルチモニター対応、USBリダイレクトのサポート、多要素認証をはじめとする高度なセキュリティなどの機能が提供される。
入手も容易で、各アプリストアから簡単にインストール可能。ダウンロードはいずれも無料だ。
- Windows(Microsoft Store):既存の「Azure Virtual Desktop」アプリや「Windows 365」アプリをリプレース。Windows 10/11対応
- Web:新しいURLが提供される予定
- iOS/iPadOS(App Store):既存の「Remote Desktop Mobile」アプリをリプレース。iOS 17.0以降、iPadOS 17.0以降、visionOS 1.0以降に対応
- macOS(Mac App Store):既存の「Microsoft Remote Desktop」アプリをリプレース。macOS 12.0およびそれ以降に対応
- Android:未リリース。「Google Play」ストアで今秋にもパブリックプレビューされる予定
ソフトウェア情報
- 「Windows App Mobile」
- 【著作権者】
- Microsoft
- 【対応OS】
- iOS 17.0以降、iPadOS 17.0以降、visionOS 1.0以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 11.0.0(24/09/19)
- 「Windows App」
- 【著作権者】
- Microsoft
- 【対応OS】
- macOS 12.0以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 11.0.0(24/09/19)