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リモートPCアプリ「Windows App」、Android向けのパブリックプレビューも開始
Windows、Mac、Web、iOS/iPadOSは正式提供
2024年9月24日 15:58
米Microsoftは9月19日(現地時間)、リモートデスクトップ接続アプリ「Windows App」がすべてのメジャーなプラットフォームで利用可能になったと発表した。Windows/macOS/iOS/iPadOS/Webブラウザーで正式提供となり、Android版のパブリックプレビューも開始されている。
「Windows App」は、以下のサービスへ安全に接続するためのゲートウェイアプリ。プライベートネットワーク・クラウドを問わず、このアプリがあれば以下のどのリモートWindowsデバイスにも手元のPCで操作できるようになる。
- Azure Virtual Desktop
- Windows 365
- Microsoft Dev Box
- Remote Desktop Services
- Remote PC
対応OSは、以下の通り。Android版のみプレビューで、あとは正式版という扱いになっている。いずれもダウンロードは無料。
- Windows(Microsoft Store):既存の「Azure Virtual Desktop」アプリや「Windows 365」アプリをリプレース。Windows 10/11対応
- Web:モダンブラウザーで「windows.cloud.microsoft」
- iOS/iPadOS(App Store):既存の「Remote Desktop Mobile」アプリをリプレース。iOS 17.0以降、iPadOS 17.0以降、visionOS 1.0以降に対応
- macOS(Mac App Store):既存の「Microsoft Remote Desktop」アプリをリプレース。macOS 12.0およびそれ以降に対応
- Android (Google Play):Android 11以降対応(「Google Play」のAndroid 要件ではAndroid 10以降とされている)。プレビュー版
ユーザーインターフェイスは基本的に全プラットフォーム共通。WindowsデバイスをAndroidから遠隔操作したい場合は、[PC 接続]を追加するとよい。デバイスを横に傾けると現れるローテートボタンを押せば、横画面でのリモート操作も可能だ。
なお、他のプラットフォームのリモートデスクトップ接続アプリは「Windows App」に統合されたが、Android版「Remote Desktop」アプリはまだ利用可能。とはいえ、パブリックプレビューの終了後は「Windows App」へリプレイスされると見られており、早期に評価しておくのが望ましいだろう。
ソフトウェア情報
- 「Windows App (Preview)」Android版
- 【著作権者】
- Microsoft
- 【対応OS】
- Android 11以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.126(24/09/18)