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PC故障時、クラウドPCを代わりに使えるMicrosoftの新サービス、パブリックプレビューが開始

事前設定済みのクラウドPCを提供、紛失や盗難にも対応

Microsoft、「Windows 365 Reserve」の限定パブリックプレビューを開始

 米Microsoftは8月12日(現地時間)、「Windows 365 Reserve」の限定パブリックプレビューを開始した。参加には申し込みが必要で、人数も限定されている。

 「Windows 365 Reserve」は、紛失や盗難、故障といったトラブルでいつも業務に使っているデバイスが利用できない場合に、事前設定済みのクラウドPC「Windows 365」を一時的に提供するサービス。業務の中断を避け、生産性を維持するため、年間最大10日間だけ「Windows 365」環境を借りることができる。

 実際に利用する際は、組織のポリシーに応じてWebまたは「Windows App」でアクセスする仕組み。利用の残り時間が少なくなると、ユーザーに通知される。いつも利用しているプライマリデバイスが復旧したら、クラウドPCから切り替えることで、残り時間を節約できる。

利用の残り時間が少なくなると、ユーザーに通知される。クラウドPCから切り替えれば、残り時間を節約できる