ニュース

iPad向け「Microsoft リモート デスクトップ」アプリがマウスやトラックパッドに対応

Windows端末へ接続し、デスクトップをリモート操作するためのMicrosoft純正アプリ

iOS/iPadOS向けアプリ「Microsoft リモート デスクトップ」v10.1.0

 米Microsoftは5月31日(現地時間)、iOS/iPadOS向けアプリ「Microsoft リモート デスクトップ」の最新版v10.1.0を公開した。iOS 13.0以降に対応するフリーソフトで、現在“App Store”からダウンロードできる。

 「Microsoft リモート デスクトップ」は、iPhoneやiPadからWindows端末へ接続し、デスクトップをリモート操作するためのMicrosoft純正アプリ。Windowsに標準搭載されている「リモート デスクトップ接続」アプリのiOS/iPadOS版に当たるものだ(そのほかにもWindows 10MacAndroid向けがラインナップされている)。

 v10.1.0では、「iPadOS 13.4」以降でマウスやトラックパッドによるリモート セッション制御をサポート。PCからリモートコントロールするのと変わらない操作性を実現した。“Apple Magic Mouse 2”や“Apple Magic Trackpad 2”にも対応するなどハードウェアサポートが拡充されたほか、トラックパッドの“タップしてクリック”や新しいマウスジェスチャーを追加するなど、操作性の改善も図られている。

 そのほかにも、「Windows Virtual Desktop(WVD)Spring 2020 Update」へのサポートが追加。不具合の修正も行われている。

 なお、リモート デスクトップ接続を利用するには“Professional”版以上のエディションのクライアントOSまたはサーバー版Windowsが必要。また、リモートデスクトップ接続を行うには、接続先のWindows PCであらかじめリモートデスクトップ接続を許可しておく必要がある。

ソフトウェア情報

「Microsoft リモート デスクトップ」
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
iOS 13.0以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
10.1.0(20/05/30)