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iPad向け「Microsoft リモート デスクトップ」アプリがマウスやトラックパッドに対応
Windows端末へ接続し、デスクトップをリモート操作するためのMicrosoft純正アプリ
2020年6月2日 11:30
米Microsoftは5月31日(現地時間)、iOS/iPadOS向けアプリ「Microsoft リモート デスクトップ」の最新版v10.1.0を公開した。iOS 13.0以降に対応するフリーソフトで、現在“App Store”からダウンロードできる。
「Microsoft リモート デスクトップ」は、iPhoneやiPadからWindows端末へ接続し、デスクトップをリモート操作するためのMicrosoft純正アプリ。Windowsに標準搭載されている「リモート デスクトップ接続」アプリのiOS/iPadOS版に当たるものだ(そのほかにもWindows 10、Mac、Android向けがラインナップされている)。
v10.1.0では、「iPadOS 13.4」以降でマウスやトラックパッドによるリモート セッション制御をサポート。PCからリモートコントロールするのと変わらない操作性を実現した。“Apple Magic Mouse 2”や“Apple Magic Trackpad 2”にも対応するなどハードウェアサポートが拡充されたほか、トラックパッドの“タップしてクリック”や新しいマウスジェスチャーを追加するなど、操作性の改善も図られている。
そのほかにも、「Windows Virtual Desktop(WVD)Spring 2020 Update」へのサポートが追加。不具合の修正も行われている。
なお、リモート デスクトップ接続を利用するには“Professional”版以上のエディションのクライアントOSまたはサーバー版Windowsが必要。また、リモートデスクトップ接続を行うには、接続先のWindows PCであらかじめリモートデスクトップ接続を許可しておく必要がある。
ソフトウェア情報
- 「Microsoft リモート デスクトップ」
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- iOS 13.0以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 10.1.0(20/05/30)