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iPad向け「Microsoft Office」アプリがマウス・トラックパッドに対応

スタート画面とリボンのデザインもアップデート

Microsoft、iPad向け「Microsoft Office」アプリのアップデート内容を発表

 米Microsoftは10月26日(現地時間)、iPad向け「Microsoft Office」アプリのアップデート内容を発表した。トラックパッドやマウスへ対応したほか、ユーザーインターフェイスのリフレッシュにより使い勝手が向上している。

 iPad向け「Microsoft Office」は「Word」、「Excel」、「PowerPoint」をひとまとめにしたタブレットアプリ。基本機能は無料で、「Microsoft 365」サブスクリプションを購入した個人や職場・学校の“Microsoft アカウント”でログインするとプレミアム機能のロックが解除される。

 マウスやトラックパッドを備えたキーボード“Magic Keyboard”に対応し、トラックパッドを指先でなぞることでカーソルを操作し、コンテンツに応じた必要なツールを呼び出せる。「Word」でテキストを選択してハイライトしたり、「Excel」でセルを選んだり、「PowerPoint」でイラストを移動・リサイズするといった操作も直感的に行える。WindowsやMacで「Office」アプリを利用したことのあるユーザーであれば、すぐに馴染むことができるだろう。

 また、スタート画面とリボンのデザインもアップデートされている。新しいデザインには同社の「React」向けUIコンポーネント「Fluent UI」が使われており、必要なものを見つけやすく、目の前のタスクに集中できるようになっている。

スタート画面とリボンのデザインもアップデート

 これらのアップデートは、段階的にロールアウトされており、今後数週間以内にユーザーへ届けられる予定だ。