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iOS/iPadOS向けリモート デスクトップ接続アプリがキーボードによる日本語入力に対応
Windows端末へ接続し、デスクトップをリモート操作するためのMicrosoft純正アプリ
2020年1月6日 14:29
米Microsoftは12月20日(現地時間)、iOS/iPadOS向けアプリ「Microsoft リモート デスクトップ」の最新版v10.0.2を公開した。iOS 13.0以降に対応するフリーソフトで、現在“App Store”からダウンロードできる。
「Microsoft リモート デスクトップ」は、iPhoneやiPadからWindows端末へ接続し、デスクトップをリモート操作するためのMicrosoft純正アプリ。Windowsに標準搭載されている「リモート デスクトップ接続」アプリのiOS/iPadOS版に当たるものだ(そのほかにもWindows 10、Mac、Android向けがラインナップされている)。
iOS/iPadOS版リモート デスクトップクライアントの開発は、2018年6月にv8.1.42が公開されたのを最後にアップデートが1年以上滞っていたが、昨年11月にメジャーバージョンアップとなるv10.0.0がリリース。“Microsoft Azure”の“Windows Virtual Desktop(WVD)”サービスへの対応や接続センターのUI刷新が行われていた。
今回リリースされたv10.0.2では、ハードウェアキーボードを利用した日本語および中国語の入力がサポートされた。「iOS 13」でキーボード入力を行った場合に、IMEパネルが表示されない問題がユーザーによって報告されていたが、これが解決されている。この問題は旧バージョンのv8.1.42などにも影響するとのことで、問題を解消するには最新版へのアップデートが必要だ。
そのほかにも、v10.0.2では細かな改善や特定の操作でアプリがクラッシュする問題の修正が行われている。
なお、リモート デスクトップ接続を利用するには“Professional”版以上のエディションのクライアントOSまたはサーバー版Windowsが必要。また、リモートデスクトップ接続を行うには、接続先のWindows PCであらかじめリモートデスクトップ接続を許可しておく必要がある。
ソフトウェア情報
- 「Microsoft リモート デスクトップ」
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- iOS 13.0以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 10.0.2(19/12/20)