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締切は9月15日まで! 絵画部門を新設した「第三回AIアートグランプリ」作品エントリー受付中
“AI生成物を人間が加工したものであること”が応募条件
2024年9月13日 09:45
AIアートグランプリ実行委員会は、「第三回AIアートグランプリ」(共催:ドスパラ、後援:一般財団法人デジタルコンテンツ協会・ASIAGRAPH CG Art Gallery)の作品エントリー受付を9月15日まで実施している。今回は従来の「グランプリ」に加えて「絵画部門」を新設。「グランプリ」の最終審査会は11月9日に「AIフェスティバル 2024 Powered by GALLERIA」イベントステージにて実施予定で、「絵画部門」の審査結果は同会場内で展示発表される。
「AIアートグランプリ」は、近年にわかに注目を高めている作画AIや作曲AIなど、人間の芸術的想像力を高めるAIの進歩を受け、来るべき時代に人間とAIが共生し、人間がより自らの能力を拡張するためにAIを活用したアート作品を広く募集し、厳正な審査の上表彰する大会。今回のテーマは「活きる」。
「AIアートグランプリ」と今回より新設される「AIアートグランプリ絵画部門」の2部門で作品の審査が行なわれ、「AIアートグランプリ」ではAIを利用して作られた動画・漫画・音楽・ゲーム・ハードウェア・パフォーマンスなどの表現物を、「AIアートグランプリ絵画部門」ではAIを利用して作られた静止画(画像1点)を、それぞれ募集する。応募条件には「AI生成物を人間が加工したものであること」とあり、審査基準は下記の通り。
- 人間らしい表現のための手段としてAIを正しく活用していること。
- 独創性のある表現が行なわれていること。
- 他者の権利を直接的に侵害していないもの。
- 日本国内法を遵守していること。
審査委員長は、メディアアーティスト・東京大学名誉教授・デジタルコンテンツ協会会長の河口洋一郎氏。ほかにも、イラストレーター・漫画家の安倍吉俊氏、映画監督の樋口真嗣氏、アニメ企画プロデューサーの諏訪道彦氏、弁護士の柿沼太一氏らが審査委員を務める。
グランプリ受賞作品には、「AIアートグランプリ」では賞金15万円、副賞として「GALLERIA X-Series デスクトップモデル」が、「AIアートグランプリ絵画部門」では賞金5万円、副賞として「GALLERIA X-Series ノートブックモデル」が、それぞれ贈られる。そのほか、エントリー作品の中から、「AIフェスティバル 2025 Powered by GALLERIA」のメインビジュアルとして使用される「GALLERIA賞」をはじめ、審査会特別賞、優秀賞、佳作が選出される。