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【速報】第二回AIアートグランプリは、1人で23役を演じた「明日のあたしのアバタイズ」が獲得

ハッカソンでは「ブレインストーミングをサポートするAI」も!

第二回AIアートグランプリに輝いた「明日のあたしのアバタイズ」

 11月4日開催された「第一回AIフェスティバル Powered by GALLERIA」内で、「第二回AIアートグランプリ」の最終審査会が開催され、グランプリ以下受賞者が発表された。「AIアートグランプリ」は、AIアートグランプリ実行委員会と(株)サードウェーブが共催し、ASIAGRAPH CG Art Galleryが後援する、AIを活用して作られた画像、漫画、動画、音楽、ゲームといったアート作品のコンテスト。

1人が23役を演じている

 最終審査の結果、グランプリには快亭木魚氏の「利用者が自由にリアルアバターをカスタマイズできるサービス」を表現した作品「明日のあたしのアバタイズ」が輝いた。作品のうたい文句は「AIで1人23役演じてみた」。快亭木魚氏には賞金15万円と副賞としてサードウェーブ(ドスパラ)のゲーミングPC「ガレリア」(GeForce RTX 4080搭載モデル)が贈られた。

 また、審査員特別賞には中村政義氏の「AI生物進化シミュレーター」で作った『動き』が選出され、賞金の10万円を手にしている。さらに優秀賞には、実験東京氏の『幻視影絵』とko氏の『What future do you hope for?』、阿部和樹氏の『アイマノカタチ』が選ばれた。優秀賞受賞者には賞金5万円が贈られた。

 そのほか、大曽根宏幸氏の『AI BunCho』とscuy氏の『tinsagu』、奥田栄希氏の『BINARY MONSTERS』、葦沢かもめ氏の『アスクイ』、KATHMI氏の『GEISHA』が佳作を受賞。佳作受賞者には2万円の賞金が贈られた。

中村政義氏の『動き』
実験東京氏の『幻視影絵』
ko氏の『What future do you hope for?』
阿部和樹氏の『アイマノカタチ』
大曽根宏幸氏の『AI BunCho』
scuy氏の『tinsagu』
奥田栄希氏の『BINARY MONSTERS』
葦沢かもめ氏の『アスクイ』
KATHMI氏の『GEISHA』

 また同じく「第一回AIフェスティバル Powered by GALLERIA」内で行われた「第一回 24時間AIハッカソン」の優勝チーム、準優勝チームが発表された。

 審査の結果、優勝したのは「ブレインストーミングの音声をリアルタイムで認識し、自動的にマップを作成、煮詰まったら関連アイデアを自動提案するアプリ」を開発したチーム「エムニ」が選ばれ、賞金10万円が贈られた。

 そして「問診(6問)をもとに『気分を楽にする』パーソナルヘルスケアをするAIチャットボット」を開発したチーム「何でもは知らないわよ。2022年1月までのことだけ。」と、「写真に写ったものをAIで認識し、見た目に合わせた楽器として演奏できるWebアプリ」を開発した「チームdual」が準優勝に選ばれ、それぞれ賞金5万円が贈られた。

優勝した「エムニ」が開発した「B8」
準優勝の「何でもは知らないわよ。2022年1月までのことだけ。」が開発した「kiraku」
準優勝の「チームdual」が開発した「Instrument Sight」