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Windows版「iTunes」にローカル特権昇格の脆弱性 ~Appleがセキュリティ情報を公開【10月7日追記】

PoC(概念実証)が公開済み。迅速にv12.13.3への更新を

Apple、「iTunes 12.13.3 for Windows」を公開

 米国時間9月12日にリリースされた「iTunes 12.13.3 for Windows」には、脆弱性の修正が含まれているとのこと。Appleがセキュリティ情報を公開した。

 本バージョンで修正された脆弱性は1件。ロジックの制限に不備があり、ローカル特権昇格が引き起こされる可能性があったという(CVE-2024-44193)。悪用は確認されていない。

 Windows版「iTunes 12.13.3」は現在、公式サイトから無償でダウンロード可能。「Microsoft Store」版であればアップデートも自動だ。

[2024年10月7日編集部追記] 10月4日(日本時間)、「iTunes」の脆弱性「CVE-2024-44193」について、GitHubでPoC(概念実証)が公開された。PoCは比較的簡単んに実際の攻撃で使用できるコードに改変可能なため、攻撃の危険が高まったといえる。迅速なアップデートを怠らないようにしてほしい。

ソフトウェア情報

「iTunes」Windows版
【著作権者】
Apple Inc.
【対応OS】
64bit版を含むWindows 10以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
12.13.3(24/09/12)