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Apple、セキュリティ更新を実施 ~「iOS 17」「macOS Sonoma/Ventura」などの旧製品にも【10月30日追記】
iOS、macOS、watchOS、tvOS、visionOSなどが対象、macOS版「Safari」もアップデート
2024年10月29日 12:32
米Appleは10月28日(現地時間)、セキュリティアップデートを実施した。「iOS 18.1」「iPadOS 18.1」や「macOS Sequoia 15.1」のほかにも、多くの製品が対象となっている。
- iOS 18.1 and iPadOS 18.1(28件)
- iOS 17.7.1 and iPadOS 17.7.1(17件)
- macOS Sequoia 15.1(59件)
- macOS Sonoma 14.7.1(46件)
- macOS Ventura 13.7.1(43件)
- watchOS 11.1(16件)
- tvOS 18.1(14件)
- visionOS 2.1(20件)
脆弱性の影響は製品によってさまざまだが、悪意あるアプリがユーザーの同意なしにショートカットを実行できる問題、サンドボックスなどのセキュリティ機能が迂回される欠陥、機密情報の漏洩、保護されたファイルシステム領域をアプリが削除・書き換えられてしまう問題、サービス運用妨害(DoS)などが対処されている。今のところ悪用の報告はないようだ。
[2024年10月30日編集部追記] 10月29日付でmacOS向けWebブラウザー「Safari 18.1」のセキュリティアップデート情報が発表された。ぷいべーとブラウジングで閲覧履歴が漏えいする可能性があるなど4件の問題が修正されている。