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Apple、「macOS Sequoia 15.1」を公開 ~iPhoneミラーリングでドラッグ&ドロップがサポート
セキュリティ関連の修正は、CVE番号ベースで59件
2024年10月29日 08:45
米Appleは10月28日(現地時間)、「macOS Sequoia 15.1」をリリースした。MacからiPhoneを遠隔操作できる「iPhoneミラーリング」でドラッグ&ドロップがサポートされ、ファイルや写真、ビデオなどをシームレスにやり取りできるようになったほか、以下の改善や不具合修正が行われている。
- ゲームやアプリを自動的に外部ディスクドライブにダウンロードしてインストールするオプション
注目のAI機能「Apple Intelligence」も搭載されるが、利用できるのはデバイスと「Siri」の言語が米国英語に設定されている場合のみ。日本語での提供は来年4月になるようだ。
セキュリティ関連の修正は、CVE番号ベースで59件(サードパーティー製品のものも含む)。悪意あるアプリがユーザーの同意なしにショートカットを実行できる問題、サンドボックスなどのセキュリティ機構が迂回される欠陥、機密情報の漏洩、保護されたファイルシステム領域をアプリが削除・書き換えられてしまう問題、サービス運用妨害(DoSなどが対処されている。今のところ悪用の報告はないようだ。