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「Thunderbird」v128.3.3esrがリリース ~1週間で2回目のマイナーアップデート
フォルダー圧縮などで不具合修正、特定状況下でログイン情報が誤って全削除される問題も
2024年10月23日 11:20
オープンソースのメールソフト「Thunderbird」が10月22日、v128.3.3esrへとアップデートされた。この1週間で2回目のマイナーアップデートとなる。
本バージョンにおける変更は、以下の不具合修正のみだ。
- フォルダー圧縮の失敗により残ったファイルがディスクスペースを消費してしまう可能性がある
- 他のメッセージを操作すると、メッセージリストが選択したメッセージに戻ってしまう
- 不完全なメッセージがダウンロードされ、保存されないことがある
- フォルダーの圧縮中にメッセージが破損することがある
- 場所、説明、URLでイベントを検索すると失敗する
- ログイン情報をフィルタリングして結果が表示されないときに[対象をすべて削除](Remove All Shown)すると、すべてのログインが削除されてしまう
- カレンダーのイベント更新が出席者に送信されないことがある
なお、セキュリティ関連の修正は今のところアナウンスされていない。
「Thunderbird」はWindows/Mac/Linuxに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在、公式サイト「thunderbird.net」や「Microsoft Store」からダウンロード可能。すでに利用している場合は、メインメニューの[ヘルプ]-[Thunderbird について]からバージョン情報ダイアログへアクセスすれば手動で更新できる。