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サポートが終了するWindows 10には個人向けの延長サポート(ESU)が提供

MicrosoftがWindows 11への移行を促すブログ記事で発表

Windows 10からWindows 11への移行を促すブログ記事

 米Microsoftは10月31日(太平洋時間、以下同)、2025年10月14日にサポートが終了するWindows 10からWindows 11への移行を促すブログ記事を公開した。その中で、Windows 10の延長サポート(ESU)が初めて個人向けに提供されることが発表されている。

 当該のブログ記事では、主にWindows 11へ移行する利点や移行方法、新しいWindows 11デバイスの紹介がされており、Windows 11への移行を促している。個人だけでなく、企業など団体向けの移行ガイドも掲載されており、全Windows 10ユーザーに有用だ。

 個人向けのESUは、年額30米ドルで提供される。ESUを利用すれば1年間は緊急及び重要なセキュリティ修正を従来と同じように受け続けることが可能。しかし、Microsoftからの新機能や不具合修正、テクニカルサポートは利用できない。また、「Microsoft Defender」の更新プログラムは、少なくとも2028年10月まで提供されるとしている。

 ESUの申し込みは、2025年のサポート終了間近に開始されるとのこと。