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日の出・日没に合わせて明暗テーマを切り替える「Auto Dark Mode」がARM64対応

パフォーマンス向上とバッテリー持続時間の改善が見込める

「Auto Dark Mode」v10.4.2

 Windows 10/11のv10.4.2テーマを自動で切り替えるユーティリティ「Auto Dark Mode」が1月25日(日本時間)、v10.4.2へとアップデートされた。約1年ぶりのアップデートとなる本バージョンでは、ARM64へのネイティブ対応が行われている。

 「Auto Dark Mode」は、指定した時間帯にあわせて明暗テーマを切り替えるタスクトレイ常駐ソフト。位置情報の取得を許可すれば、日の出・日の入りに合わせることもできる。macOSやiOS、Androidには時間帯によってライトテーマ・ダークテーマを自動で切り替える機能があるが、今のところWindowsにはそれがない。その弱点を補ってくれるのが本ソフトだ。単なるオートダークモードでは面白くないとして、デスクトップの壁紙を切り替えたり、カスタムスクリプトを実行する機能も備わっている。

 「Auto Dark Mode」はこれまでx86 CPU専用しかなく、「Windows on Arm」デバイスでは互換機能を用いたシミュレーションで動かすしかなかった。しかし、今回ARM64にネイティブ対応したことで、若干のパフォーマンス向上とバッテリー持続時間の改善が見込める。アプリの起動速度も速くなっているようだ。

ARM64へネイティブ対応

 そのほかにも、本バージョンでは壁紙関連の不具合が修正されているとのこと。メンテナンスコストを下げるため、すべてのユーザーにインストールするモードも削除された。

ソフトウェア情報

「Auto Dark Mode」
【著作権者】
Auto Dark Mode
【対応OS】
Windows 10/11
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
10.4.2(24/01/25)