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日の出・日没にあわせて明暗テーマを切り替える「Auto Dark Mode」が「Windows 11 2022 Update」に対応

「Microsoft Store App Awards 2022」選出の定番・高機能ツール

Windows 10/11の明・暗テーマを自動で切り替えるユーティリティ「Auto Dark Mode」

 Windows 10/11の明・暗テーマを自動で切り替えるユーティリティ「Auto Dark Mode」が9月27日(日本時間)、v10.2.0へとアップデートされた。先日リリースされたばかりの「Windows 11 2022 Update」(バージョン 22H2)がさっそくサポートされている。

 明るい日中はライトテーマのPCが好みだが、日が暮れると白ベースの画面は見にくい――そんな経験をしたことはないだろうか。「Auto Dark Mode」はそんな時に便利な、指定した時刻にライトテーマとダークテーマを自動で切り替えられるツール。「Microsoft Store App Awards 2022」のオープンプラットフォーム部門グランプリに選出された実績を持つので、品質も折り紙付きだ。「GitHub」でホストされているオープンソースプロジェクトで、ライセンスは「GPL-3.0」となっている(寄付歓迎)。

 本ソフトは自分で設定した時刻以外にも、デバイスの位置情報を取得して日の出・日没の時刻を自動で算出し、明・暗テーマを切り替えられる。つまり、日中はライトテーマ、夜はダークテーマでPCを利用することが可能。「Dark Reader」と連携してWebブラウザーのテーマを切り替えることもできるので、日没後も落ち着いてPCを利用できる。

位置情報を取得して日の出・日没の時刻を自動で算出し、明・暗テーマを切り替え

 明・暗テーマを自動で切り替える機能はスマートフォンなどではお馴染みだが、これがWindowsでも利用できるようになるのはうれしいポイント。ただし、アプリによってはテーマの切り替えに時間を要し、システム全体の応答性が悪化するのがネックといえる。

 ちなみに、最近になって内部アーキテクチャーが刷新され、v3.xからv10.xへとメジャーアップデートされてからは「Auto Dark Mode X」とも呼ばれている。デバイスの電源プラグを抜いた時にダークモードへ切り替えたり、ゲームのプレイ中はテーマの切り替えを無効化したり、明・暗テーマに合わせてデスクトップ壁紙やWindowsテーマを変更する機能が追加されており、より堅牢で多機能なアプリに成長した。

デバイスの電源プラグを抜いた時にダークモードへ切り替えたり、ゲームのプレイ中はテーマの切り替えを無効化できる。ホットキーによる切り替えも可能

 本バージョンでの変更点は、「Windows 11 バージョン 22H2」への対応が主だ。また、明・暗テーマを切り替えるホットキーとして[Windows]キーが利用できるようになったほか、テーマの変更がタイマーによるチェックではなく、Windowsのシステム管理プラットフォーム「WMI」でトラッキングされるようになった。

ソフトウェア情報

「Auto Dark Mode X」
【著作権者】
Auto Dark Mode
【対応OS】
Windows 10/11
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
10.2.0(22/09/27)