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クリップボード履歴ツール「Clibor」で改行区切りのデータを1行ずつ貼り付け可能に
v2.3.4が公開
2025年2月10日 16:43
定型文の挿入もできるテキスト専用のクリップボード履歴ソフト「Clibor」の最新版v2.3.4が、2月2日に公開された。最新版では、改行区切りのクリップボード内データを、1行ずつ貼り付けられるようになっている。
「Clibor」は、続けてコピーした複数のテキストを昇順・逆順で1つずつ貼り付けるFIFO/LIFOモードが備えている。そのため、改行区切りデータを1行ずつ貼り付ける機能は、このモードを利用しており、昇順・逆順をサポート。改行区切りで集めておいたデータを、適時必要な場所へ貼り付けるといった利用ができるだろう。
改行区切りデータを1行ずつ貼り付ける機能は、起動パラメーターを使って有効化する仕組み。利用するには、あらかじめ「/nlff」(FIFO)、または「/nllf」(LIFO)を起動パラメーターとして付加したショートカットファイルや、バッチファイルを用意しておく必要がある。アプリ起動ランチャーなどを使ってもよい。
![](https://asset.watch.impress.co.jp/img/wf/docs/1661/811/image2.png)
「Clibor」が起動した状態で改行を含むデータをコピーし、先ほど用意したショートカットファイルなどを実行すると、FIFO/LIFOモードが有効化される。この状態で[Ctrl]+[V]キーなどで貼り付けを行うと、先ほどコピーしたデータが1行ずつに分割して貼り付け可能だ。
「Clibor」は、Windows 10以降に対応するフリーソフトで、作者はAmazonギフト券による支援を募っている。現在、作者のWebサイトや窓の杜からダウンロード可能。
ソフトウェア情報
- 「Clibor」
- 【著作権者】
- 千草 氏
- 【対応OS】
- Windows 10以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.3.4(25/02/02)