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「Git for Windows」v2.48.1が公開 ~32bit版の提供は大幅縮小へ

「git svn」のサポートも今後数カ月をかけて段階的に廃止

「Git for Windows」v2.48.1

 分散型バージョン管理システム「Git」のWindows版「Git for Windows」が2月13日(日本時間)、v2.48.1へとアップデートされた。v2.47.1からの変更点は、以下の通り。

  • 「Git」v2.48.1へ更新
  • 「MinTTY」v3.7.7へ更新
  • 新規インストールの既定がWindowsネイティブのHTTPSトランスポートバックエンドを利用するように
  • 「Cygwin v3.5.7」ベースの「MSYS2」ランタイム。v3.5.5は「Git」のテストスイートに合格しなかったため、v3.5.6はあまりに早く更新されたためスキップ
  • 「Tig」v2.5.12へ更新
  • 「cURL」v8.12.1へ更新
  • 「OpenSSL v3.2.4」へ更新

 「Git」やサードパーティーライブラリには脆弱性の修正も含まれているため、アップデートを怠らないようにしたい。

 「Git for Windows」は、分散型バージョン管理システム「Git」のWindows版。Windows 7 SP1以降に対応しており、現在「git-scm.com」などから無償でダウンロードできる。

 なお、本バージョンは32bit版のインストーラー(i686)や「PortableGit」、tar.bz2形式の書庫ファイルを提供する最後のバージョンとなる。32bit版の提供は、2029年4月まで「MinGit」のみ継続される予定。

 また、「Git for Windows」の「git svn」のサポートも今後数カ月をかけて段階的に廃止されるとのこと。

ソフトウェア情報

「Git for Windows」
【著作権者】
Git Project
【対応OS】
Windows 7以降(編集部にてWindows 11で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.48.1(25/02/13)