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Windows標準のデスクトップ撮影・録画ツール「Snipping Tool」に動画のカット機能

不要部分を手軽にトリミング、Canary/Devでテスト開始

スクリーンショットの撮影・録画を切り替えられる新しい「Snipping Tool」キャプチャーバー

 米Microsoftは2月21日(現地時間)、Windows 11標準のデスクトップ撮影・録画アプリ「Snipping Tool」のアップデート(v11.2501.7.0)を発表した。このバージョンには、ビデオクリップから不要な部分をカットする「トリム」機能が追加されている。

 [トリム]コマンドは、プレビューウィンドウ上部にあるコマンドバー中央に新設されたボタンから実行可能。コマンドボタンをクリックするとトリムモードに移行し、ウィンドウ下部のグラブバーでビデオクリップの開始時刻と終了時刻を指定できる仕組みだ。コマンドバーの[適用]ボタンを押せば指定した部分が切り取り(トリミング)処理され、[キャンセル]ボタンで変更を破棄できる。

 なお、この機能はまず「Windows Insider Preview」のCanary/Devチャネルでテストされる。大きな問題がなければ、製品版Windows 11にも導入されるはずだ。