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「Snipping Tool」に新機能、スクショのテーブル(表)を認識してクリップボードへ、

Canary/Devチャネルでテスト開始

「Snipping Tool」に「テーブルとしてコピー」(Copy as table)機能が追加へ。できるだけ表を一つだけ含むようにキャプチャーするのが、うまくテーブル認識を成功させるコツ

 米Microsoftは10月11日(現地時間)、「Snipping Tool」のアップデートを発表した(v11.2409.22.0)。まずは「Windows Insider Preview」のCanary/Devチャネルでテストされる。

スクリーンショットにあるテキストを認識して、選択・コピー・マスク(隠蔽)できるようにする「テキスト アクション」(Text Actions)

 本バージョンの目玉は、「テキスト アクション」(Text Actions)機能に追加された新しいコマンド「テーブルとしてコピー」(Copy as table)だ。これは撮影したスクリーンショットに含まれる表(テーブル)を認識して、単なるテキストデータとしてではなく、構造化された表データとしてクリップボードへコピーできるというもの。コピーした表データは、「Word」や「Excel」、「Outlook」といったアプリへ貼り付けて利用できる。

コピーした表データは、「Word」や「Excel」、「Outlook」など、リッチテキストをサポートするアプリへ貼り付けることができる

 つまり、画像に含まれるテーブルもWebページに掲載されている表も、スクリーンショットをキャプチャーすることで簡単に他のアプリへ取り込めるわけだ。今度のプレビュー展開が予定されているWindowsのAI機能「Click to Do」に統合されるかどうかにも注目したい。