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Google、「ChromeOS M133」をリリース

手の震えなどによる誤入力を防ぐアクセシビリティ機能を追加

Google、「ChromeOS 133」を発表

 米Googleは2月22日(日本時間)、「ChromeOS M133」を発表した。「ChromeOS M133」では、以下の改善が行われている。

  • バウンスキー:手先が不自由だったり震えのあるユーザーでも使いやすいように設計されたアクセシビリティ機能。短い時間間隔で繰り返されるキー入力を無視し、意図せずにキーが押されて文字が入力されるのを防ぐ
  • ウェルカムツアーの強化:新規セットアップの直後にウェルカムツアーが表示して、基本的な操作方法を案内
  • スクリーンキャストの言語アップデート:50以上の言語をサポート(日本語は対応済み)
  • Bluetoothマイクの超解像度をコントロールするトグルスイッチ。この機能をサポートしたBluetoothヘッドセットが入力デバイスとして表示されている場合に、オーディオ設定ページでON/OFFできる
手の震えなどによる誤入力を防ぐアクセシビリティ機能「バウンスキー」を追加

 「ChromeOS」のアップデートは、一部の環境から順次展開される。アップデートできるようになると、「設定」画面の[ChromeOS について]画面から適用が可能だ。セキュリティ修正も含まれているので、できるだけ早い対応が望ましい。

 なお、本稿で案内した新機能は段階的に展開されるものもある。OSをアップデートしてもすぐには利用できないことがある点には注意したい。