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「Windows Subsystem for Android」がまもなくサポート終了
米国時間3月5日をもって打ち切りに
2025年3月5日 11:36
「Windows Subsystem for Android」のサポートが、2025年3月5日(米国時間、以下同)をもって打ち切られる。
「Windows Subsystem for Android」(WSA)は、Windows 11環境で「Amazonアプリストア」のAndroidアプリ・ゲームをインストール・実行できるようにする仕組み。「Microsoft Store」から「Amazonアプリストア」をセットアップする際にインストールされ、実行したAndroidアプリはWindowsアプリと同様、独立したウィンドウをもち、自由にリサイズやスナップが行なえた。
Windows 11環境でAndroidアプリを直接実行できることへ期待を寄せるユーザーの声に応え、日本でも2022年8月から提供が開始されていたが、米Microsoftは2024年3月にサポートサイトにて終了を告知。わずか1年半で廃止がアナウンスされるという結果に終わった。
すでに2024年3月6日より、Microsoft Storeから「Amazonアプリストア」をダウンロードすることはできなくなっている。インストール済みの場合、サポート終了日である2025年3月5日までは引き続き、「Amazonアプリストア」とAndroidアプリを利用できるほか、テクニカルサポートも受けられる。
なお、サポートが終了しても、インストール済みAndroidアプリへのアクセスに、直ちに影響が及ぶことはないと見られている。ただし、OSなどに変更があっても「WSA」側の対応は行なわれないため、時間の経過とともに動かなくなる可能性がある。