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タブグループを導入した「Firefox 137」が正式公開 ~電卓機能などアドレスバーも拡張
セキュリティ関連の修正は8件
2025年4月2日 15:19
Mozillaは4月1日(米国時間)、デスクトップ向け「Firefox」の最新版v137.0をリリースチャネルで公開した。「Firefox 137」では、「Google Chrome」や「Microsoft Edge」でも「タブグループ」が導入された。
タブグループ
「タブグループ」は関連するタブをひとまとめにし、整理整頓や生産性の向上に役立てられるタブ機能。タブを他のタブの上へドラッグし、ハイライトされるまでそのまま静止した後にドロップすれば、グループが作成され、タブがグループ化される。グループには名前を付けたり、ラベルカラーを設定可能で、グループごと閉じたり、あとでまとめて復元することもできる。
ただし、この機能は「プログレッシブロールアウト」の対象となっている。一部の環境から段階的に提供範囲が拡大されるので、「Firefox 137」へアップデートしてもすぐに利用できるとは限らない点には注意したい。
アドレスバーの強化
加えてアドレスバーが拡張され、プルダウンメニューで検索エンジンと検索モード(ブックマーク、タブ、履歴などの検索)を簡単に切り替えられるようになった。アドレスバーに元の検索キーワードが保持されるようになったため、キーワードを追加して検索を絞り込むのも簡単だ。
印刷をはじめとするコマンドを提案する「セカンダリアクションボタン」(Secondary Action Buttons)、サイト内検索を提供しているWebサイトを検出して提案するコンテキスト検索モード(Contextual Search Mode)、検索ワードを「@」から始めることで検索エンジンと検索モードを切り替えられる「直感的な検索キーワード」(Intuitive Search Keywords)といった新機能も導入されている。
これらの機能も「プログレッシブロールアウト」で提供される。
そのほかの更新点
そのほかにも、「Firefox 137」には以下の変更が含まれている。
- PDFドキュメントに含まれるリンクを検出しハイパーリンクに変換
- Linux版でHEVC再生をサポート
- 「Firefox」を離れることなくPDFドキュメントに署名。署名は再利用も可能(プログレッシブロールアウト)
- 「Firefox」のアドレスバーを電卓として利用できるように。計算の結果はクリップボードへコピーできる(プログレッシブロールアウト)
セキュリティ関連の修正
セキュリティ関連の修正は、8件。深刻度の内訳はMozillaの基準で4段階中上から2番目の「High」が3件、3番目の「Moderate」が4件、最低の「Low」が1件となっている。メモリ解放後使用(Use After Free)や任意コード実行につながりかねないメモリ破損などが対策されており、できるだけ早いアップデートが必要だ。
デスクトップ版「Firefox」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 10/11に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。