ニュース

「Microsoft Edge」v135.0.3179.73が公開 ~サイト分離のUAF脆弱性に対処か

最新版への更新を

「Microsoft Edge」v135.0.3179.73

 米Microsoftは4月11日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v135.0.3179.73を安定(Stable)チャネルでリリースした。リリースノートにはさまざまな不具合とパフォーマンス問題の修正としかアナウンスされていないが、「Chromium」のバージョンがv135.0.7049.85へ更新されており、脆弱性への対処も行われているようだ。

「Chromium」のバージョンがv135.0.7049.85へ

 この「Chromium」バージョンでは、CVE番号ベースで以下の1件の脆弱性が修正された。

  • CVE-2025-3066:Use after free in Site Isolation

 深刻度の評価は「High」。一般的にこのタイプの脆弱性はプログラムの異常終了や任意コードの実行につながる可能性がある。できるだけ早めの対処をお勧めする。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面右上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。