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「Microsoft Edge」v135.0.3179.85が公開 ~不具合と致命的な脆弱性に対処

最新版への更新を

「Microsoft Edge」v135.0.3179.85

 米Microsoftは4月17日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v135.0.3179.85を安定(Stable)チャネルでリリースした。拡張安定(Extended Stable)チャネルもv134.0.3124.129へアップデートされている。

 本バージョンは、以下の不具合とセキュリティ問題に対処したマイナーアップデートとなっている。

  • 初回起動時のエクスペリエンス(FRE:first-run experience)ページ「edge://welcome-new-device」でエラーメッセージページが閉じずに失敗する
  • 「HubsSidebarEnabled」ポリシーが有効であるにもかかわらず、ツールバーの「Copilot」アイコンが消えることがある

 セキュリティ関連では「Chromium」がv135.0.7049.96へ更新されており、CVE番号ベースで以下の2件の脆弱性が修正された。

  • CVE-2025-3619:Heap buffer overflow in Codecs(Critical)
  • CVE-2025-3620:Use after free in USB(High)

 なかでもコーデックにおけるヒープバッファーオーバーフローの脆弱性(CVE-2025-3619)は、深刻度が4段階中最高の「Critical」と評価されており、警戒が必要。できるだけ早くアップデートを済ませたい。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面右上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。